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鉢植えの中で見かけた足がたくさん生えたムカデの赤ちゃんのような小さな虫。
鉢植えの枯葉を除くと大量に出てきました。
こんな虫を見たのは初めてだったので思わず、
「何これー!!ムカデの赤ちゃん?!」
とビックリ大慌て。
数も1匹2匹ではなく、10匹以上はいます。
ゾロゾロと出てくるので慌てて鉢植えから追い出し対策を調べました。
ヤスデの予防・発生対策には「木酢液」が効果的なのだそう。
後ほどご紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
鉢植えにムカデのような小さい虫がたくさん発生!
この小さなムカデの赤ちゃんのような小さい虫は鉢植えの根元にいます。
初めは1匹、2匹でも水やりをすると土の中からゾロゾロと出てきて、よく見るとムカデの赤ちゃんに似ていますが、それにしては色がちょっと違うようにも見えます。
ここでムカデの特徴について調べてみました。
ムカデはどんな虫?特徴は?
足がたくさんある細長く茶色っぽい虫を見てムカデが出た?!と思う方も多いと思います。
私も初めてみたときは「とうとう出くわしてしまった・・・」とショックが大きかったですがよくよく調べてみると、ムカデと特徴がちょっと違います。
ムカデの特徴
- 体が黒、褐色をしていて頭が赤く足は黄色をしている。
- 1つの節から1対の足が出ている
- 毒を持った牙がある
といった特徴があります。
ムカデのようだけどちょっと違う?
ムカデの見た目は真っ黒い体に、赤い足がたくさん。
出てきた虫は体も真っ黒ではなく少し茶色っぽく、足もムカデにしては細く色も赤くありません。
ムカデじゃないなら何の虫?と思い調べてみました。
鉢植えにいたのはムカデの赤ちゃんではなく害のない「ヤスデ」
刺されたら大変!と早くどうにかしなきゃと慌ててしまいましたが、調べてみるとどうやらこのムカデのような小さい虫はムカデと間違われやすい鉢植えなどによく出る「ヤスデ」という虫のようです。
森林周辺の落葉、朽木や倒木、石、石垣の間など、湿気が多い環境に生息し腐食質を食べます。”
”人は咬みませんが、見た目にグロテスクで集団発生し不快臭を発散する、不快害虫です。”
出典:アース お家で発見!この虫なに?害虫の予防・対策・退治ならアース害虫駆除なんでも事典
http://www.earth-chem.co.jp/gaichu/discovery/yasude.html
ひとまず人を刺したり噛んだりすることはないようなので、一安心です。
ヤスデの特徴
ヤスデにはこのような特徴があります。
ヤスデの特徴
- 体幅が3ミリ程度
- 体の色が黒色もしくは褐色
- 落ち葉や湿気の多いところに生息する
- 集団発生する
まさに、私が見つけたときも同じような状況でした。
そのムカデのような小さな虫たちはヤスデであることが分かりましたが、ぞろぞろと植木鉢から逃げていく様子からヤスデが集団発生していたようです。
駆除しなくても鉢植えの中からいなくなったのでホッと一安心しましたが初めて見たときは見た目のインパクトにビックリしてしまいます。
大量発生したヤスデの駆除方法
人体に無害と知っていても実際に鉢植えや家の中で大量発生していると、駆除したいと思うこともあります。
そんな時は、
- ホームセンターなどで殺虫剤を購入して撒く
- ヤスデは水から逃げる性質があるので水を撒いて退治する
といった方法があります。
ですが、小さい子どもがいる場合やペットがいる場合は、強めの殺虫剤を使うのはちょっと控えたいですよね。
そんな方は、木酢液という炭を作るときに出る成分を利用した比較的安全な虫よけ剤を使うのもいいようです。
ヤスデの予防対策におすすめ「木酢液」
ヤスデは雑草が密集しているところや落ち葉の陰に生息するので
- 落ち葉はまめに取り除く
- 雑草は生えっぱなしにしない
など、定期的にお手入れをすることが予防対策になリます。
ヤスデが発生する状態を作らないようにすることでヤスデが生息しにくい環境にすることができます。
木酢液はヤスデを避ける自然成分に近い虫よけ剤で、木を燃やして炭を作るときに出る成分を利用して作られた虫よけ剤です。
木酢液の使い方は濃縮タイプの栄養剤と同じで、水で薄めて使うタイプのものが多いですが、そのまま使えるタイプのものもあるので、好みで使いやすいタイプを選ぶといいでしょう。
■中島商事 トヨチュー 熟成木酢原液
中島商事 トヨチュー 熟成木酢原液は木・竹酢液を蒸留、濾過、不純物をほとんど除去した天然ミネラル、ビタミン、有機酸が生かされた木酢原液です。
お水で50倍から1000倍に希釈して植物に与えます。
ヤスデの予防対策や土壌改良、植物活性、根ぐされ防止や耐寒、暑性向上にもおすすめです。
■無農薬への道
無農薬への道は希釈する手間なく使える木酢液で、ニームオイルと善玉活性水を配合した天然成分の木酢液です。
病害虫が発生した箇所に葉の表・裏に週1~2回噴霧すると忌避・予防対策を行うことができ、虫に強い植物へと育てることができます。
木酢液は葉っぱにしっかり噴霧してあげることで虫よけ効果を発揮してくれます。
木酢液を使うと葉が虫や病害虫に強くなるだけでなく、有機物のによる微生物の分解によって土壌も良質な土に変化するといった良い影響も得られるのでヤスデ対策をお考えの方におすすめです。
木酢液は自然成分に近い虫よけ剤で安全性が高く使いやすいので使う方が多く、いろんなタイプのものが出ていますが、中には不純物が十分に除かれていないものもあるのだそう。
木酢液を使う場合は、安心して使えるものを選ぶようにしましょう。
虫よけ剤、駆除剤を使うときの注意点
虫よけ剤を使うときは使用する環境に注意して使うことが大切です。
ヤスデの駆除剤は小さい子どもやペットのいる家庭では注意して
ヤスデの駆除剤をまく場合は、小さい子どもやペットのいる家庭では注意したいところです。
万が一触ってしまったり、ペットが舐めたりしてしまうと大変です。
ヤスデに限らず、植物の薬剤や駆除剤を使うときは小さい子どもやペットが見ていない間に触れてしまわないように気を付けましょう。
ヤスデが発生しやすい場所
ヤスデはこういった場所に多く生息しています。
- 樹木の落ち葉の下
- 石の下や石垣のすき間
- 植木鉢の下
- 植物の根元と葉の間
- その他湿気が多い場所
特に園芸や家庭菜園では植木鉢の下や植物の根元に発生しやすく、植木鉢を持ち上げたり根元の葉をめくるとゾロゾロと生息していることがあります。
一度はいなくなったムカデのような小さな虫、再び鉢植えの中に・・・
そして先日、新しく買ってきたポットを植え替えようと鉢植えを見てみると、またまた前に見たムカデのような小さな虫がいます。
ヤスデはちょこちょこ姿を現すようですね。
どうしても苦手な方は、木酢液やホームセンターなどで販売されている虫よけ剤を利用することをおすすめします^^;
ヤスデの対策法
なるべく根元のほうの風通しをよくするようにするとヤスデの発生を少なくすることができます。
ヤスデは湿気の多い場所に多く発生するので、植物の根元をすっきりさせてあげたり、湿気を逃がして風通しを良くしてあげるだけでも数はだいぶ減ります。
植木鉢にいたのは、水をあげたことで土に潜っていたヤスデが一気にはいあがってきていたようです。
土の中にいたところを水やりをしたので大変~!とワラワラと出てきたんですね。
とくに人に害を与えるような虫ではないようなので慌てることはないようですが、やはり見た目がちょっとコワイので出てくるとギョッとします。
写真はユリオプスデイジーで、丸のついた部分にたくさんのヤスデがいました。
根元をだいぶカットしましたが、害を与えるような虫ではないようなので、カットする必要もなかったかなぁとも思ったり・・・
ですが、ヤスデを初めに見たときの衝撃は結構大きかったです^^;
とくに害がないことが分かり安心。
知らなかったら、コワイ虫とばかり思っていたと思います。
見た目はコワイですが、ムカデのように害を与えるような虫はないようなので、蒸れを防ぐようにしていきたいと思います。
ヤスデは冬の寒い時期には出てこない?
植物が休眠期に入る寒い時期、ユリオプスデイジーは寒さにも強く、寒い日が続く日もきれいな黄色い花を咲かせていますが、根元にいたヤスデは寒い時期はあまり見なくなりました。
梅雨から夏にかけての湿気の多い時期や、夏場の水やりをした後の湿った土、陰でじめっとしたところが好きなようです。
梅雨から夏にかけては特にヤスデが大量発生しやすい時期になるんですね。
じめっとした時期や暑い時期に見るとなおさら強烈な印象を受けますが、基本的には人間に害を与えるものではないので安心です。
大量発生してにおいがひどかったり、数があまりに多いときは駆除しておくことも必要かもしれません。
前に大量発生したところには駆除剤をまいておくなど、ヤスデがやってくる前に対策を取っておくといいですね。
まとめ
調べてみた結果、それはムカデの赤ちゃんではなく「ヤスデ」であることが分かり、人を刺したり噛んだりすることはない無害なもののようなので一安心です。
ヤスデは腐植物を食べ、湿気を好む無害虫だということで謎が解明されましたが植物の根元をお手入れして風通しを良くしたり湿気がたまらないようにすることで発生を抑えることができます。
ヤスデが大量発生して困っている方、初めて見て何か対処法を知りたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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